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むかし話 Part2 インプリンター
今、クレジットカードを利用する場合にはCATといわれる端末機を使うのが普通です。カードの磁気部分をCATに通すことで、自動的にクレジットカード会社のホストにつながり、利用可能なクレジットカードかどうかを判断してくれます。
承認されると伝票が印刷され、署名を行って手続きが完了します。しかし、この一連の作業を一昔前までは手作業で行っていたのです。
一昔前の手順はこうです。クレジットカードを受け取るとクレジットカード会社に電話をかけて、カード番号や有効期限、名前を言います。それから承認番号をもらうとインプリンターという簡易印刷機でカードの内容を伝票に写し取り、承認番号を記載して、署名をもらいます。
この作業では効率が悪い上、カード番号などの個人情報が第三者に知られる可能性もあり、今ではCATでの処理が主流となっています。
クレジットカードのエンボスと呼ばれるデコボコ(カード番号、氏名、有効期限などの文字)は、インプリンターで伝票に文字を印刷できるように工夫されたものです。CATが普及した今でもエンボス加工しているのはなぜかと思っていたところ、インプリンター自体も現役で販売されています。
カードの承認や売上伝票の作成はCATを使用していますが、それ以外の用途で伝票にカードの記載内容を印刷する必要があるのでしょうか?
クレジットカード以外のキャッシュカードやレンタルビデオの会員カードなどはエンボス加工はされていません。クレジットカードだけのものだと思いますが、おそらくCATを導入していない加盟店もまだあるのかもしれません。
年に1回クレジットカードを使うお客がいるかどうかという加盟店は、お金をかけてまでCATを導入する必要がないのでしょう。カード会社もこういった加盟店がある限りはエンボス加工を続けていく他はないようです。